トヨタ自動車といえば日本一に自動車メーカーとして知らない人はいないほどの超大企業です。そのトヨタを代表する車の製造中止が決定したというニュースが入ってきました!
目次
- 1 トヨタの歴史がまた一つ幕を閉じる…
- 2 トヨタクラウンの歴史
- 2.1 1955年 初代「トヨペット・クラウン」
- 2.2 1962年 2代目「トヨペット・クラウン」
- 2.3 1967年 3代目「トヨペット・クラウン」
- 2.4 1971年 4代目「クラウン」
- 2.5 1974年 5代目「クラウン」
- 2.6 1979年 6代目「クラウン」
- 2.7 1983年 7代目「クラウン」
- 2.8 1987年 8代目「クラウン」
- 2.9 1991年 9代目「クラウン」
- 2.10 1995年 10代目「クラウン」
- 2.11 1999年 11代目「クラウン」
- 2.12 2003年 12代目「クラウン」
- 2.13 2008年 13代目「クラウン」
- 2.14 2012年 14代目「クラウン」
- 2.15 そして…15代目最後の「クラウン」
- 3 実はあの車も最近製造中止していた!
- 4 Twitterの反応
- 5 まとめ
トヨタの歴史がまた一つ幕を閉じる…
製造中止が決定したのはなんと創業当時からあるクラウンなのです!
「いつかはクラウン」
などという言葉があるくらい、トヨタの代名詞であったクラウンが現行版で生産が終了するというのです!そうなってくるとトヨタブランドの高級セダンはミライになります。
これからはレクサス一本で行くつもりなのでしょうか?
トヨタ自動車は、高級車「クラウン」についてセダンの生産を現行型で終了し、スポーツタイプ多目的車(SUV)に似た車形の新型車として二〇二二年に投入する方向で最終調整に入った。
二二年に国内で発売する新型車は、北米や中国への投入も予定し、二三年からは米国でも生産する計画。現在、米国で手がけるSUV「ハイランダー」と同じプラットフォーム(車台)を使用する。
車体の高さは、現行クラウンよりも高く、ハイランダーよりは低くなる見通し。
新型の開発に伴い、現行型セダンは全面改良しない方針。
朝からとんでもないニュースが…
クラウン現行型で生産終了、
代わりにハイランダーベースのSUVを2022年から日本、北米、中国に投入。ハリアーより上位のクーペSUVでも作るんですかね。
現行は放置でFFのSUV投入でどうやってクラウンのブランドを維持するんでしょうかhttps://t.co/62CK3SxHgP— 個性的な車を偏見で紹介するbot (@koseiHENTAIbot) November 10, 2020
セダンであるクラウンが、SUVに生まれ変わってクラウンっぽいSUVが販売を開始するということでしょうか?
たしかにセダンは若者受けをしないせいかおじさんの乗る車というイメージはありますけれども…クラウンがSUV…ちょっと考えたくはないですね。
トヨタクラウンの歴史
トヨタを代表するクラウンの歴史は古く、初代クラウンは1955年に発売されました。ここで少しクラウンの歴代車種を見ていきましょう。
1955年 初代「トヨペット・クラウン」
初代クラウンの当時の価格は101万4860円、現代の貨幣価値とだいぶ違い、当時の年間平均所得の12.5倍もの価格だったそうです。
当時は観音開きのドアだったそうです。
1962年 2代目「トヨペット・クラウン」
クラウンの代名詞である「王冠エンブレム」は2代目クラウンから登場しました。
1967年 3代目「トヨペット・クラウン」
3代目から白いボディカラーを前面にアピールしだしました。同時に、「ステーションワゴン」や「2ドアハードトップ」モデルも登場したのがこのモデルからです。
1971年 4代目「クラウン」
このモデルから上級グレードである「スーパーサルーン」が加わって、クラウンが高級セダンというイメージを改めて強調したモデルです。
1974年 5代目「クラウン」
直線基調のデザインを取り入れた5代目クラウンから「ロイヤルサルーン」という最上位グレードが加わります。
1979年 6代目「クラウン」
6代目クラウンは「ゆとりと信頼性、静寂性に優れた室内、省資源」をキーワードにトヨタ初となるターボエンジンを採用したことで注目を集めます。
1983年 7代目「クラウン」
最近はあまり聞かなくはなりましたが、クラウンといえば、「いつかはクラウン」というキャッチコピーが有名です。このモデルにつけられたキャッチコピーが今なお耳に残っている人はいるのではないでしょうか。
1987年 8代目「クラウン」
7代目クラウンのデザインを少し丸くしたような8代目クラウン。この辺りから見覚えのあるクラウンの形になってきているんじゃないでしょうか。
1991年 9代目「クラウン」
9代目クラウンからタクシーでおなじみの「クラウン・コンフォート」が新しくクラウンに仲間入りします。
1995年 10代目「クラウン」
このモデルから今では当たり前となったエアバックや、ブレーキアシストなどの安全装備がつくようになります。
1999年 11代目「クラウン」
11代目のクラウンからステーションワゴンモデルに「クラウンエステート」という名前がつくようになりました。
2003年 12代目「クラウン」
大胆なイメージチェンジを図る目的で発売された12代目クラウン。おじさんの車というイメージだったクラウンを若者にもという思いが「ZERO CROWN」というキャッチフレーズに込められました。
近代クラウンはここから始まっていきます。
2008年 13代目「クラウン」
先代のクラウンのイメージは残しつつ、さらにデザインに改良を加えたのが13代目クラウンです。このモデルからハイブリッドモデルが仲間入りします。
2012年 14代目「クラウン」
もうここまでくると、皆さんも街中でよく目にしたことがありますよね。キャッチコピーは「CROWN Re BORN」特徴的だったのはちょっと恥ずかしいピンクのクラウン。あれは賛否両論ありましたね。
伝統を壊していったのは英断でした。
そして…15代目最後の「クラウン」
現在のこのモデルでクラウンの歴史に幕を閉じることとなります。思えば半世紀以上存在していた車になるんですね。そう考えると感慨深いです。
実はあの車も最近製造中止していた!
記憶に新しい方もいらっしゃるとは思いますが、マークXも昨年12月23日に、惜しまれつつも生産を終了しています。
1968年からマークⅡとして登場してからマークXになり、実に51年間もトヨタを支えたモデルでした。モデル終了というのは何ともさみしいものです。
Twitterの反応
えぇぇ!!
一気に目が覚めた! pic.twitter.com/oo6L2ZWdTH— 机上オフロ~ダ~ (@poptakayoshi) November 10, 2020
「いつかはクラウン」と思っていたが乗らないうちに免許返上を考える歳になった。
— 阿舒庵亭主 (@exmidagekenyan) November 11, 2020
セダンの需要低下では無いやろ。
価格帯の上昇が止まらないのと、レクサスとの価格差に尽きると思う。— はまぢ★(はまはまくん。 ゆりりん) (@hamahama_kun) November 10, 2020
FRのセダン欲しけりゃ、レクサス行くか、MIRAIにするか…ちうことか?
— 某店 店長 (@bouten_tencho) November 11, 2020
タクシーみたいなボックス型になるのかなー?
いつかはクラウンとかうちの親もトヨタ系の社員だったので、言ってたけど子供が沢山いたのでエスティマとかになったし、プリウスになったりでしたw.
トヨタ系の役員だったので会社で後ろに乗って、クラウンは運転するもんじゃ無いよなーとかw
— めぐみさん®︎ 🌸 (@XayZzVKyS1PGZnQ) November 11, 2020
まとめ
クラウンの歴史が終わってしまうのですね…
SUVに生まれ変わってしまうのかもしれませんが、何らかの続報が出てくるまで期待して待つこととしましょう。