鳩山由紀夫元総理といえば、選挙での公約を何一つ成し遂げられなかったポンコツ総理として知られていますが、鳩山氏をポンコツだと思っていたのは日本人だけではありませんでした。
鳩山由紀夫元総理
鳩山由紀夫元総理がどのような人物か、ここで少しおさらいしましょう。
「日本を変える」をマニフェストとした鳩山氏でしたが、夢物語であり、ぜったに実現できるようなものではなかった政策を掲げていました。
その中でも最も問題視されていたのは
沖縄の基地問題
『最低でも圏外』という言葉が衝撃的でした。民主党の議員から反対の言葉が出てこなかったのは、鳩山氏だけではなく民主党の意見として認められていました。当時その言葉を実現することしか頭になく、どのように実現するかなどは全く考えていなかったのです。
09年当時、鳩山氏は官邸で記者に
「今からでも発言を撤回したほうがいいですよ」
と、言われますが、それに対しての回答が
「そんなことはない」
と政策の案があることを自信ありげに語ります。しかし、その策が徳之島に移転させることだったのですが、徳之島の首長は軒並み移設に反対しており、実際問題移設なんてできるわけがなかったのです。
しかし、鳩山氏は
「絶対に大丈夫」
という情報を頑なに信じ込んで、数か月後に無様に発言を撤回する羽目になるのです。
以上のことからわかるように、どうしようもないポンコツ総理だったのです。
鳩山由紀夫元総理オバマ大統領から現役時代に思っていたことを暴露される
そんな中、アメリカのオバマ前大統領が自身の回顧録を出版し、その中で鳩山氏の印象を話しています。
アメリカのオバマ前大統領は17日、回顧録を出版し、2008年の大統領選挙で、自身の副大統領候補にバイデン氏を選んだ理由について35年間にわたる上院議員としての経験や、誰をも魅了する心の温かさを感じたことなどを挙げました。
一方、オバマ氏は2009年に就任後、初めて日本を訪問して会談した当時の鳩山総理大臣について、「3年間で4人目の総理大臣で、日本を悩ませてきた、硬直化し、迷走した日本政治の象徴だ」として、当時の日本政治に厳しい評価を下しています。
引用元:NEWS WEB
オバマさんからもダメ総理と思われていたんですね、それ、日本人の総意です。
鳩山由紀夫元総理最近は何をしているのか
そんな鳩山氏は現在どうしているのか?
実は既に政治家は引退しており、メディアに露出することは亡くなりました。都内の田園調布にある豪邸に住んでいるそうです。
自身が設立した東アジア共同研究所の理事を今は務めているとかで、「世界平和の究極の実現の目的を」というのをテーマに安全保障や外交、文化や経済などを研究しているそうです。
ネット上の反応
キカン坊とおじいちゃんの戦い見てると、なんだかんだでオバマさんって安心してみていられたなぁと、、、 イエスウィーキャン!もわかりやすかったし
拙訳”(中略)鳩山由紀夫首相と経済危機、北朝鮮、沖縄の米海兵隊基地移設問題について協議した。独特で気さくな人物だったが、10年もの間日本を苦しめた硬直化した目的のない政治の病理により3年足らずで4人目の首相となり、私の就任後2人目の首相となった。7カ月後、彼はいなくなっていた。”
「3年弱で4人目の首相であり、日本を苦しめてきた硬直化し、目標の定まらない政治の症状だ」と酷評… べつに鳩山氏だけに対する批判じゃないね。どうも。
オバマのアジア外交って結構批判されたけど、 ・アジア圏のほとんどが安保度外視で中華マネーよいしょ ・半島は中華傾倒 ・要の日本は鳩 そりゃアジアに愛想尽かすよね。
要するに、アメリカに阿る事なく自国民の為に行動したということではないのか? アメリカにとって厄介なら、日本国民にとっては良かったということ。 厄介呼ばわりされて肯定的な意見を出してる奴はアメリカとしての立場なのか?
鳩山氏の2009年当時の行動を見るとああノーベル平和賞欲しかったんだろうな、と容易に想像がつく。 政権交代早々、国会も出ず国連で鳩山イニシアチブをぶち上げたりね。 ところがその年受賞したのはオバマ氏。 彼のような人間が当時の米国大統領にどんな感情を抱いていたかはよくわかる。危なかった。
まとめ
まぁ、鳩山由紀夫だけでなく、この当時は就任する総理大臣がまともな人がいなくて1年以内に辞任してしまうということが多発していましたからね。
4年で3人って異常ですよ?